VEGAN or VEGETARIAN

意外と簡単にシフトできるプラントベース。

VEGAN

『ヴィーガン』という言葉、単語に対してそれはまるで宗教か何かのように感じて来ていた。そして世間でもそれは同様のようであり、PLANT-BASED（植物由来）という言葉で柔らかくしている。
 
そして実際に動物性のモノ、肉類を摂取しなくなり丸1年が経過した。
食生活から肉食が無くなってもなんら不自由のない1年であった。
唯一残念だったのは添えられていたバターで炒めた黄色いツヤツヤしたコーンが食べられなくなったことだけである。
 
菜食にして怪我をしない、治りが早いと言われてはいるが、実際に怪我をしてみないと怪我が治る速さや、自分の血液が濁らなくなったことによる運動能力の向上などは、同じ自らの個体を持ってして、肉食とヴィーガンと同時進行で行われなけえればそう簡単にわかることではないと思う。
 
しかしながらもっと気楽に、それこそ何かのゲームを楽しむかのように考えて実行するくらいにしてみたら良いのではないかと思う。そうすることでまったく苦にもならず、むしろ楽しめるようになる。
 
映画『The Game Changers』での出来事を自らが誇示して体験できるのはアスリートだけであろう。しかし長い人生の先をゴールに決めたとしたら、それは私たちのような一般的であっても普通に暮らしている身にも大きな違いとなって現れてくるに違いない。
 
自らが人体実験ではないが、確実に変わった点はおならが臭くなくなったことである。肉は消化されずに腸内で腐るらしい。腐食は腐食臭を産む。おならや体臭の臭い方にもおすすめである。
 
体力的には走っても、階段を登っても息切れがしなくなった。あとは自ら制約を設けることによって頭を使うようになることと、選択を自らが出来るようになることである。あとの違いは同じ個体がもう一つ、条件を変えて比較してみないと証明はできないが、とにかく走ることが苦では無くなった。むしろ走りたいくらいではあるが、マラソンや朝夕のランニングは勘弁してほしい。
 
肉食だけに関しても、日本は見方を変えると思っている以上に大きな力が働いている。日本に暮らしているとわからないことも日本国外から日本のことを見てみるとこの国のおかしな様子が見えてくる。
 
利権まみれの老人が言い出した「和牛券」ではないが、この国は昔、部落差別といって人ではないとされていた人々が独占的に権利を得ていた食肉文化に対して、現在でも曲がった状態に陥っている。しかし世界はいま脱・肉食へ向かっている。それは”セレブ”という括りでは片付けることができないようにまでなっていることにいち早く気が付いた方がいい。
 
そうでなくても「自分の家にいる犬は可愛いが市場に卸す犬は肉である」という中韓の方々のようであると自らが気づかなければ、そのうち未来、人肉を平気で食べるようになってしまうのであろう。裏社会が表に出て来て喰われてからでは時は戻らない。それからではすでに遅い。
 
牛や豚がもし人に食べられるために生まれてくるのであれば、人もまた肉として生まれてくる世の中、貧富の差が露骨になってくるであろう。実際に食用にされている動物に食べさせている穀物だけで、現在も悪化している世界の飢えは救えることを学ぶべきである。